CyberTech Engineering

ctSchool® ソリューションがFrutigen Schoolのデジタルトランスフォーメーションを支援しました。

  • 背景

    2016年7月に創立されたCyberTech Engineeringは、独立したSwiss ICTサービスプロバイダであり、HumanOS® IoTプラットフォーム、学校用ソリューション - ctSchool®、異業種間オートメーションソリューションの開発元です。同社はスイスおよび国外の顧客とパートナーにサービスを提供しています。よく組織されたチームがICTや産業分野の複雑な要件を引き受けて、そのノウハウや経験を巧みに活用してソリューションを見つけ、実行します。

  • 課題

    CyberTech Engineeringの顧客 (Frutigen School) は10棟の学校棟および約1,000人の学生を擁しています。一つの難点は、集中管理および操作の必要な建物がお互い離れていることです。いくつかの場所では学校のデバイス (ノートブックおよびiPad)用のインターネット接続がなく、コストが高く時間のかかる4Gでのみ接続可能でした。また、夏休み明けの新学期にデバイスを利用する際、Windowsのアップデートがランダムに自動実行されることで授業に支障をきたさないようにすることも課題でした。

ソリューション

CyberTech Engineeringは、QNAP NAS (TVS-882TVS-682 または TS-453B) を展開して、仮想ctSchool® サーバー、管理可能なスイッチ、各学校棟のファイアウォールを稼働させました。各棟では個別のサブネットワークが構築されました。これは学生、教師、ゲスト、プリンタ、電話、ITのためにVLANで構成されます。学校棟はSSL VPNトンネル経由でメイン地点と接続されます。メイン地点にはQNAP TES-1885U EnterpriseラックマウントNASがストレージ装置の隣に装備され、ctSchool® 管理、画像サーバー、アクティブディレクトリ、プリンタサーバー、ビルディングオートメーション用サーバーを含む、主要なインフラストラクチャーに対応する仮想化プラットフォームとして稼働します。

結果

ctSchool®ハードウェアおよびソフトウェアソリューションが、Frutigen SchoolにおいてITインフラストラクチャーを展開する複雑さを大幅に軽減しました。以前であれば多くの時間と専門ITスタッフが必要だった作業は、ctSchool® 管理コンソール経由で、教師の皆さんで扱えるようになりました。さらに、インフラストラクチャー全体が一か所でマネジメント・管理が可能なので、学校へのICTサービスおよびサポートのコストが大幅に削減されました。また、学生が学校のデバイスからプライベートまたはパブリックのインターネットアクセスを行う際も、導入されたセキュリティ対策が有効となります。それによって、データが保護され、マルウェアやウイルスなどによるデバイス損傷も減少します。

仕様を選択

      もっと見る 閉じる

      当ページを他の国/地域で見る:

      気軽にお問い合わせ! show inquiry button
      open menu
      back to top